SSH文化講演会
7月3日(水)13:00~15:00一宮市民会館にて、動物学者 今泉忠明先生を講師にお招きし、SSH文化講演会を行いました。
「いきものの進化と不思議から考える生き方」のご講演では、哺乳類最小のトガリネズミが1億年以上原形を変えずに生息していることや日本に数百万年前からいるモグラがすべて固有種(19種)であることなどの不思議から、10万年生息する人間(現生人類)が何を学び、生きていくかを考える機会をいただきました。
質疑応答や座談会では、生徒から出た様々な質問に対して、丁寧な回答を頂戴すると同時に、「楽しいから(研究を)やる」、「楽しく生きよう」などのメッセージや「文系理系関係なく、地理、統計、物理、、、、(学問知識は)すべている」、「大学入ってから(出てから)が勝負!そのために失敗をいっぱいする」などの進路実現に向けてのアドバイスをたくさんいただきました。
講演会の形態はコロナ禍前に戻り、本校生徒、職員に加え、生徒の保護者、市内中学生、一般参加者(中高教員)約1300名の来場者を受け入れることができました。
座談会の最後には、「ざんねんないきもの」にちなみ、「嫌なことがあったら空を見る、『なんとかなる』と思って楽しく生きよう」と締めくくられました。