SSH事業「令和6年度SSH台湾板橋高級中學研修」
期間:令和7年3月4日(火)~3月11日(火)
国際交流事業の一環として、1年生2名、2年生6名を台湾の板橋高級中學に派遣し、1週間の交流を行いました。このプログラムは、実践的なコミュニケーション能力と国際理解力を養うことを目指し、今年度から始まりました。
プログラムのスケジュール:
4日(火):中部国際空港から台湾桃園空港へ出発
5日(水)~10日(月):板橋高級中學にて授業参加、施設見学
11日(火):帰国
授業参加
板橋高級中學では、さまざまな授業を体験させてもらいました。数学、生物、物理の授業では、授業は中国語や英語で行われたものの、日本で学んできた知識を活かしながら、現地の生徒に助けてもらうことで内容を理解することができました。生物の授業では実験を通じて学び、数学や物理の授業では共通する概念を発見するなど、言葉の壁を越えて協力しながら学ぶ楽しさを実感することができました。
さらに、シンギングボウルセラピー体験、フェンシング体験、レーザーカッティング体験など、日本の学校ではなかなか体験することのできない活動にも挑戦しました。普段の学びとは異なる新鮮な経験を通じて、台湾の文化や教育の多様性に触れることができました。
課題研究発表会
派遣生徒は、8月から準備を進めてきた課題研究の成果を現地の生徒に発表しました。テーマ選定から資料作成、発表練習まで入念に準備を重ねたことで、当日は自信をもってプレゼンテーションを行うことができました。異文化の中で自分の考えを伝える貴重な経験となりました。
ホームステイ体験
派遣生徒は5日(水)から10日(月)までホストファミリー宅に宿泊し、台湾の生活様式を体験しました。それぞれのホストファミリーと家庭料理を楽しみながら談笑したり、台北101や九份、夜市等へ訪れたりし、友情を深める素晴らしい時間を過ごすことができました。
このプログラムを通じて、派遣生徒は、英語コミュニケーション能力を磨くだけでなく、異文化理解や協力することの大切さを実感しました。授業や体験活動を通じて、新たな発見や学びがあり、現地生徒と国境を越えた友情を築くことができました。この経験を今後の学びや将来に活かしていきたいと思います。