SSH数学講演会
日時 10月29日(水)2,3限および4,5限
講演「非ユークリッド幾何の発見~そもそも直線とは何だろうか~」
講師 名古屋大学大学院 多元数理科学研究科 納谷 信教授
場所 一宮高校 桃陵館
参加 約210名
本校3年生普通科理系生徒、職員
内容
今年度のSSH数学講演会は、名古屋大学大学院 多元数理科学研究科 納谷信教授を講師にお招きし、本校の桃陵館にて実施されました。
ご講演では、「非ユークリッド幾何の発見~そもそも直線とは何だろうか~」をテーマに、中学・高校で学ぶ平面幾何の基礎から、19世紀に発見された非ユークリッド幾何まで、数学者たちの挑戦と発見の物語を語ってくださいました。
ユークリッド幾何の「平行線の公準」を巡る証明への試みや、直線の本質について考えることで、数学の奥深さや論理の美しさを体感できる内容でした。講演の中では、数学的な内容だけでなく、発見にまつわる人間ドラマや、現代にも受け継がれる数学的記述の意義についても触れていただきました。
生徒たちは、数学の歴史や発展の背景を知ることで、学問への興味や探究心を深める貴重な機会となりました。





